フード・ローテーションをお勧めする理由。

愛犬を健康的に! フードのローテーションには大きな利点があります。

私たち人間は、毎日の食事で同じ食べ物を食べていません。
なのになぜ犬には毎日同じものを与えるのでしょうか?

多くのペットフードメーカーによって宣伝される「生涯1つのフード」と言う考え方は、動物の栄養に対する不適切なアプローチといえます。
あなたの愛犬を1つの特定の食事に制限することは、長期的にみると栄養不足や食物アレルギーに導きます。
ローテーションは数週間ごとに行うことによって、異なったたんぱく質源、さまざまな味、栄養素を供給することができ、フードのローテーションは、あなたの愛犬に以下の3つの大きな利点を提供します。

強い消化器官を維持

野生の狼は毎日正確に同じ食べ物を食べることはありません。その代わりに、彼らは食べ物の多様性を楽しむことができます。彼らの消化器系は、多種多様な食べ物から栄養分を吸収するように出来ています。
犬は狼のDNAの99%を共有しており、同じように多様性を必要とします。
フードをローテーションさせることは、野生の狼のように消化器系を最高の状態にします。
毎日同じフードを食べることは、犬の消化器系はその食べ物だけしかを消化できないように徐々に適応していきます。
これは万一、食べ慣れていないものを偶然に食べた場合、潜在的な病気につながる可能性があります。
様々なフードを食べるフード・ローテーションは、強い消化器系を維持します。

強い消化器系、つまり健全な消化器系の維持こそが、あらゆる健康への鍵となります。

アレルギーの予防に

人間が食物アレルギーになるように、犬も食物アレルギーになります。長期間にわたって同じフードを与え続けることにより、食物アレルギーや過敏症になる可能性が高くなります。
幅広く多様なたんぱく源の食事は、特定の食物に敏感になる可能性が低くなります。

好き嫌いをなくす

特定の味に慣れている犬は、新しい食べ物を試そうとしないかもしれません。様々なフードを与えることは犬の嗜好を広げ、好き嫌いを無くし、食事に関心を持たせます。
また、万一の災害により避難生活を送る場合でも与えられた食事に順応しやすくなります。

オールライフステージ・フードを…

フード・ローテーションにはオールライフステージ・フードを!

野生では、動物は子どもや大人で食べ物を選択することはできません。年齢別に分けられたフードは存在しません。野生の犬や猫は本能的に自分の年齢、活動レベルを基に本能的に食事を加減します。彼らはまた、動物性たんぱく質のレベルや食べ物の匂い等の外的要因を考慮します。
動物性たんぱく質を豊富に含みアミノ酸バランスに優れているオールライフステージ・フードなら、犬が必要な栄養素をすべて摂取できるように設計されています。
高品質なオールライフステージ・フードを選び、フード・ローテーションすることで、あなたの愛犬をより健康へと導きます。

年齢別に分けられたライフステージ別のフードとは

子犬、成犬、シニア犬と年齢別に分けられたライフステージ別のフードの場合、子犬用、成犬用、シニア犬用ともに全く同じ原材料で作られていることは珍しくありません。これだと同じブランドのフードをライフステージに合わせて与えると、生涯にわたって同じ原材料のフードを食べることになります。例えば、チキンならチキンという同じ肉を毎日、毎日、一生同じものを食べ続けることになります。これはとても正常な食生活といえるものではありません。

ただ、ライフステージ別フードをフード・ローテーションに組込むことも可能ですし、子犬から成犬になる時期までパピー用フードを与え、成犬になってからオールライフステージ・フードでローテーションすることも一つの方法です。子犬の時にパピー用フードを与えることは、給餌量の目安がわかりやすいという利点があります。この場合も時々はパピー用フードに含まれない肉類や肉類の缶詰などをトッピングするなどして与える方がより良いでしょう。

子犬にとって、パピー用フードは必ずしも必要ではありません。

子犬は生まれて最初の年は急速な成長と発展の時期です。この時期、子犬の栄養所要量はピークになります。動物性たんぱく質を豊富に含みアミノ酸バランスに優れているオールライフステージ・フードなら、それらの高品質なたんぱく質は筋肉を作り、十分なエネルギーを供給します

オールライフステージ・フードの子犬への給餌・目安量

  • 生後1.5ヶ月~3ヶ月の子犬は、同じ体重の成犬の2倍量を目安にします。
  •  生後3ヶ月~6ヶ月の子犬は、同じ体重の成犬の1.5倍量を目安にします。
  • 生後6ヶ月~12ヶ月の子犬は、同じ体重の成犬の1.25倍量を目安にします。

※生後4ヶ月~6ヶ月程度までは、1日の目安量を3~4回に分けて与えます。成長にともない朝・夕の1日2回にします。

成犬には

成犬のための理想的な食事は、一日の活動のためのエネルギーを供給し、健康な体を維持することです。高品質な動物性たんぱく質が豊富に含まれるオールライフステージ・フードなら、長期的な健康と活力を維持促進します。

シニア犬には

シニア犬は低たんぱく食を必要とする古い神話はすでに覆されました。高齢犬は、たんぱく質の代謝効率が悪くなり、たんぱく質を供給するためより高いレベルのたんぱく質を必要とします。
高齢犬は適度な脂肪やカロリーを持つ高たんぱく食を少ない量を食べることが最善です。

フード・ローテーションのおすすめブランド

ローテーションを始めるのは、早すぎる、遅すぎるとかは決してありません。今日から、ローテーション・フードを試してください。そして、あなたのペットを改善された栄養の軌道に乗せて下さい。何よりも、より健康的な犬がより幸せな犬なのですから。

消化器系の不調を避けるために、あるフードから次へ段階的に移行し、2~3ヶ月毎にローテーションすることをおすすめします。時間と共にあなたの愛犬は、フードからもう一つのフードに移行するのにもっと簡単に順応できるようになります。

おすすめブランドを下記にご紹介していますが、ブランド内はもちろん、ブランドを越えてのローテーションもおすすめします。

TRIPE DRY(トライプドライ)

グリーントライプを第1原料にした、これまでに無かった新しいドライフードです。7種類のオールライフステージ・フードがあります。

“ TRIPE DRY(トライプドライ)”は、私たちが愛犬の健康のためにおすすめするグリーントライプの缶詰、“ tripett(トライペット)”と同じ、カナダ・Pet Kind(ペットカインド)社の製品です。

Pet Kind(ペットカインド)社は、2001年よりグリーントライプを中心としたドッグフードの生産を開始して以来、グリーントライプの栄養豊富な成分が愛犬たちに驚くべき良い影響を与えることを知っています。それゆえに、グリーントライプを単なるドライフードの嗜好性アップのための素材として製品に加えるのではなく、グリーントライプの持つ栄養素を最大限に引き出すことを考えたグリーントライプを第1原料としたドライフードを開発しました。
Pet Kind(ペットカインド)社の製品は、カナダ、米国の多くの専門店に認められ広まっています。

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AATU(アートゥー)

アレルギーに配慮したシングルプロテインフードです。肉類を80%使用、肉の味をしっかり味わえます。

AATUは原材料中、肉類(魚類)を80%使用し、 20% に野菜、フルーツ、ハーブ、スパイスをふんだんに使用した100%ナチュラルなグレインフリー(穀物不使用)のドッグフードです。
新鮮で保存料を含まない肉類、魚類で作られ、フード 1kgを作るために2.5kgの原材料が使用され、小ロットのレシピで手作りされています。

AATUは、穀物、ジャガイモ、グルテン(アレルギー反応を引き起こすことが知られています)を含まず、低GI(低血糖食)ドッグフードです。もちろん、合成着色料、合成保存料、合成香料、遺伝子組換え原材料は一切使用されていません
さらに、AATUの“ スーパー8”(8種類の野菜、8種類のフルーツ、8種類のハーブ、8種類の植物とスパイスを厳選し、調合したもの)が、抗酸化力や免疫力のアップなど、健康維に不可欠な栄養素を提供します。


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ZiwiPeak(ジーウィーピーク)

天然の新鮮な生肉からできた生肉食と同等のプレミアムペットフードです。6種類のエア・ドライフードがあります。

ZiwiPeak・エア・ドライフードは、原材料中に肉類を98%以上使用した、高たんぱく・超低炭水化物、穀物不使用のドッグフード(エア・ドライフード)です。

エアドライ製法でゆっくりと乾燥させることで、生肉、内臓、魚介類の有益な栄養素を凝縮させます。そのため、エア・ドライフードのひと口で、その3倍の量の生肉を摂取したことになります。
肉の含有量98%以上、消化率95%以上のため、生肉食とほぼ同じレベルの栄養を吸収できます。
ZiwiPeakには6種類の缶詰もあります。


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Kia Ora(キア オラ)

ニュージーランド産の肉原材料にこだわったフードです。 ベニソン、ラム、グラスフェッドビーフの3種類があります。

世界的に優れた品質として定評があるニュージーランド産の肉原材料にこだわり、「犬とは本来どういう動物なのか」という原点に立って、科学的な視点で本質を追及したドッグフードです。
犬の健康に必要な原材料のみの配合にこだわり、ニュージーランド産の自然放牧の良質な肉を可能な限り多く配合することに集中して作られています。

ニュージーランドは世界的に優れた品質の肉、魚介、乳製品生産国です。KiaOraは、自然のままの農園、豊かな恵みを提供するきれいな海、家畜に疫病のない非汚染国ニュージーランドの原材料で作られたドッグフードです。


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Wysong Epigen(ワイソン エピゲン)

炭水化物原材料を使わない、Starch Free(でんぷん不使用)を実現したドライフードです。

グレインフリー・フードの先を行く、原材料にスターチ(でんぷん)不使用とすることで、たんぱく質60%、炭水化物含有量1%以下を実現

チキンが第一主原料の成犬用ドッグフードです。
グレインフリー・フードの先を行く、原材料にスターチ(でんぷん)不使用とすることで、たんぱく質60%、炭水化物含有量1%以下を実現しています。
また、プロバイオティクスとプレバイオティクス配合したシンバイオティクスにより腸内環境をサポート。
さらに消化酵素を配合することで消化をサポートします。

犬種を問わずご愛用いただけます。
成犬用ですが、量を加減することでパピー、シニア犬にもご利用いただけます。ローテーション・フードとしてご愛用ください。

Wysong(ワイソン)製品及び情報は、およそ40年にわたり数万時間をかけた研究開発の成果であり、また、生産は自社工場で一括管理しています。


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DOGREFORM PUR

PURは、100%ピュアな肉の缶詰で全10種類。肉にはそれぞれ特長があり、愛犬にあった特長の肉を10種類の中から選ぶことができます。

栄養価の高い総合栄養食

PURは厳選された新鮮な肉の各部位のみを使用し、ただ一種類の動物のみから構成されていることが特徴です。たった一種類の動物のみを使用していますが、一種類の動物の肉の中から筋肉や心臓、ミネラル豊富なレバー等を選出しミックスしているため、一種類の肉のみで十分な栄養を補給できます。

100%ピュアな肉の缶詰“ PUR ” 全10種類

DOGREFORM PUR は、厳選された新鮮で上質な肉の各部位のみを使用しています。
心臓、胃、肺、肝臓のような必須の内臓を組み合わせることで、ビタミン、ミネラルが豊富でアミノ酸バランスに優れた、犬が健康で丈夫であるために必要なものがすべて詰まった缶詰となります。
PURは栄養生理学上から見ても、栄養価の高い総合栄養食です。

バラエティ豊かな楽しい食事に

ローテーション・フードは、ドライフードがどうしてもメインのフードになります。ローテーションをするとはいえ、ドライフードのみでは毎日の食事が単調になってしまいます。犬も味を楽しみ、香りを楽しみ、食感を楽しみます。100%ピュアな肉の缶詰“ PUR ”を、メインのドライフードに加えてあげることで、バラエティ豊かな楽しい食事になります。

ローテーション・フードとして、またローテーション・フードのトッピング・フードとして


PURは毎日の食事用ですから、PURのみでローテーション・フードとして愛犬に与えていただけますし、適量のPUR を現在与えている愛犬のフードに加えることで、おいしさと栄養価がアップします。

例えば、パピー用や、シニア用などの年齢別に分けられたライフステージ別のフードを与えている場合、愛犬は、特定のたんぱく源を長期間に渡り食べ続けることになります。そんな愛犬も、適量のPUR を現在与えているフードに加えることで、バラエティ豊かな動物性たんぱく源を摂取できます。

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アレルギーの愛犬のために

アレルギーが気になる、アレルギーを改善したい愛犬に、魚のドッグフードをおすすめします。

アレルギーの犬にとって、ドッグフードの脂質は重要な意味を持ちます。牛肉や豚肉などに含まれる脂質は飽和脂肪酸と呼ばれるものですが、これらの肉の脂質を多く与えると、体の中で皮膚の炎症をひどくする物質が増えるため、症状は悪化します。おやつを与える場合も注意が必要です。

アレルギーの犬のためには、脂質の良い魚のドッグフードをおすすめします
魚に含まれる脂質は不飽和脂肪酸で、オメガ3必須脂肪酸( α-リノレン酸・EPA・DHA)が含まれます。これらの必須脂肪酸は、体の中で皮膚の炎症をおさめる働きをします。

魚のドッグフードには、それぞれに魚の種類の違いや組み合わせ、その他の原材料の違いがあります。
魚のドッグフードのみでもローテーションをすることは、強い消化器系を維持する上で意義のあることです。

私たちAppleDog(アップルドッグ)は、穀物不使用の肉食性の犬本来の正しい食事である、新鮮な肉を豊富に含む消化吸収の良い高たんぱく・低炭水化物のドッグフードをご提案しています。